「サラリーマンだから仕方ない」なんて言ってないで、自分の人生の貴重な時間を奪う会社は即刻去るべきだ

疲れた社員

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サラリーマンというものは上の命令には逆らえません。

上層部が指示を出すと、その指示が毛細血管を伝う血液のように関連部署全体に行き渡ります。血液が流れ込み心拍数が上がった部署は直ちに「報告」を行おうと活発に活動し始めます。

その指示が抽象的で不明確であったり、指示した部署や階層が多くなるほど、非効率な作業が発生しやすくなります。

そういった不明確な指示が会社の利益だけでなく、社員の貴重な人生の時間を奪っていきます。

とある営業部の日常

~事業部会にて~

専務
「なぜ新製品が売れてないんだ。進捗管理が甘いんじゃないか?ちゃんと管理できてるのか報告しろ!」

営業部長
「わかりました!すぐに報告致します!」

~部会後(17:00)~

営業部長
「全部課、明日の朝9:00までに新製品の進捗管理について報告のこと。期限厳守!」

担当部長
「わかりました!すぐに報告致します!」

~(17:30)~

担当部長 外出している課長たちの携帯に電話。
「新製品の進捗について報告しろと指示が出ているので必ず明日の朝までに対応のこと。」

課長   同じく外出している部下に電話。
「部長から新製品の提案状況を明日朝までに報告しろって言われたから今から帰ってきてやって。」

部下
「でも今からお客さんと会食が入ってて。明日も朝からお客さん回りの予定なんですが。。」

課長
「そんなの資料終わらせてから行けよ。とにかくすぐやってくれ!」

部下
「わかりました。。。」

頑張って仕上げて提出するも

~翌朝(8:00)~

担当部長
「営業部長!昨日ご指示のあった新製品提案の進捗状況をまとめました。ご確認をお願いします!」

営業部長
「違うよ!俺が報告しろと言ったのは『進捗管理』をどうしてるだ!いますぐやり直してくれ!」

担当部長 課長を呼び出す
「進捗状況じゃなくて『進捗をどう管理してるか』を報告しろって事だったらしい。すぐにやり直してくれ!」

課長
「はい。。」

部下
「・・・・(俺らが作った資料はなんだったの?)」

そして再度提出するも

営業部長
「専務!昨日ご指示のありました新製品の進捗管理について報告致します。」

~報告後~

専務
「進捗管理についてなんてどうでもいいから、進捗状況を報告してくれよ。」

営業部長
「わかりました!すぐに報告書作らせて報告します。」

部下
「・・・・(それさっき作って渡したでしょ。)」

効率性を考えない部署はこうなる

嘘のような話と思うかもしれませんが、これは実話です。一回だけではありません。むしろこれが日常でした。

この事例から多くの問題点が浮かび上がってきます。

  • トップの指示が抽象的で目的が明確でない。自分の指示したことの内容も忘れてしまっている。
  • 伝言ゲームの途中で指示内容が変わってしまっている。報告指示内容を明確にするための質問を誰もしていない。
  • ユーザーより社内の方が優先順位が高い。
  • 上位職が現場のことを全く把握していない。部下がいないと何もわからない。

そもそもこの指示は何のための指示だったのでしょうか。「新製品が売れない」という問題に対して「進捗管理」の状況を報告させて何か変わるのでしょうか。

「新製品が売れない」と言うのであれば、まずは売れない原因を洗い出さなくてはいけないはずです。

「他社品と差別化できていない」、「価格が高い」、「営業マンがきちんと価値を伝えられていない」など。様々な原因を洗い出した上でそれに対する打ち手を考えていかなくてはいけないはずです。進捗管理したって売れないものは売れません。

そもそもの指示からして生産性のない無意味なものなのです。

無意味な報告をするのにみんな残業して、結果多くの残業代が発生しています。会社としては収益が悪化しているだけです。

こんな考えでは生産性も収益も上がるはずがありません。

「サラリーマンだから仕方ない」なんて考えないで欲しい

冒険する

こんなコントのような事例を批判すると必ず「サラリーマンは上には逆らえないからしょうがないよ」と言う人がいます。

確かにサラリーマンは生殺与奪を上司に握られていると言っても過言ではありません。しかし、このような事例を当たり前と受け入れていては会社自体の存続が危ぶまれます。また、自分の時間を生産性のない無駄な作業に費やされることにもっと怒りを覚えてもいいと思います。サービス残業でこんなことをしているなら、即刻その会社を去るべきです。

最終的に会社なんてどうでもいいんです。大切なのは自分の人生です。

 「サラリーマンだから仕方ない」なんて分かった風の言葉を言ってないで、自分の人生の生産性(価値)を高めるために行動をして欲しい と思います。

そうすれば非効率で他人の人生の貴重な時間を奪うような組織も淘汰され、働く人の人生も豊かになっていくはずです。

中途半端に物わかりのいい大人にならないで、 勇気を出して行動してみましょう!