1回限りの人生。ちっちゃく真面目に生きても面白くない!

チャレンジ

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1回の人生じゃないかと。1回のまれにみるゴールドラッシュのチャンスだということで、私はこういうときこそ、ぜひ心を解き放って、頭を解き放って、スケールを大きく考えてみたいということで、今日は決算発表にそぐわない大ぼらを久しぶりに吹かせていただきました。

ソフトバンク2017年3月期決算説明会動画より 52:00頃

ソフトバンクの17年3月期決算

ソフトバンクの17年3月期の決算が発表されました。営業利益、純利益ともに1兆円超えというのはトヨタ自動車に次いで日本で2社目になります。

「えっソフトバンクってただの携帯会社じゃないの?」「携帯電話ってもう伸びないんじゃないの」と思う方もいるかもしれません。しかし実際は携帯電話含む通信事業の売上高はグループ全体の約35%しかありません。営業利益でも7割程度です。通信事業から得た利益(キャッシュ)と巨額の借り入れで米通信大手のスプリントや半導体開発のARMを買収して会社をどんどんと大きくしていっています。買収事業の利益はまだ少ないですが、今後はそれらの会社を含めたIoT分野へ力を入れていくのだと思います。

ソフトバンクと日本電信電話(NTT)比較
ソフトバンク貸借対照表
ソフトバンク損益計算書

*出典:GMOクリック証券

上記の図はNTT(ドコモではありません)とのB/S、P/Lの比較です。非常に単純な比較にはなりますが、もはやソフトバンクはNTTと規模・利益ともに肩を並べるほどの大企業と言ってもいいでしょう。

レバレッジをかけて新しいことにチャレンジする

もう一つ見て欲しいのが貸借対照表の右側。負債と純資産の部分です。自己資本比率が単純計算で13%程度しかありません。これは教科書的に言えば「負債が多くて危ない企業」になります。

プレゼンの中で孫社長はそのことにも言及しています。ソフトバンクのことを「金の卵を産むガチョウ」に例え、多額の負債は「エサ代」と表現しました。多額のエサ代があったからこそ金の卵が沢山生まれた(=株主価値が大幅に上昇した)と。借金をしないで安全運転していたのでは成長することができないということです。

安定志向の考え方が多い日本企業の中で、このような考え方を持っている経営者は他に見当たりません。

人生も少しくらいリスクを負ってチャレンジしてみよう!

ここでもう一度冒頭の孫会長の言葉を見てみましょう。

決算発表でこんな笑い話をすることもあんまりないと思いますけれども(笑)、物事はあんまり真面目にちっちゃく考えてもしょうがないと。
1回の人生じゃないかと。1回のまれにみるゴールドラッシュのチャンスだということで、私はこういうときこそ、ぜひ心を解き放って、頭を解き放って、スケールを大きく考えてみたいということで、今日は決算発表にそぐわない大ぼらを久しぶりに吹かせていただきました。

ソフトバンク2017年3月期決算説明会動画より 52:00頃

人生はどうひっくり返しても一回しかないのです。そして時間を戻すこともできません。チャンスがあっても自分から動かなければ黙って隣を通り過ぎていきます。

会社でも個人でも「やりたいことがあるけれど金がない」「人がいない」「時間がない」という言葉をよく聞きます。そういう自分への言い訳をしている内にチャンスは過ぎ去って人生も終わってしまいます。

孫会長も2000年代初頭のITバブル崩壊時にAMAZONやGOOGLEなどの新興企業をバーゲン価格で買えなかったことは大きな間違えだったと言っています。両社とも大きく成長してしまった今ではとても買うことはできないでしょう。そういう後悔をしない為に今度はチャンスがあれば逃さない。借入をしてでも何としても買うんだ!ゴールドラッシュを逃さないんだ!という強い意志が見られます。

ほんの少しの勇気でいい

別に多額の借金をしてでもチャレンジしろと言いたいのではありません。チャレンジして人生詰んでしまってはいけません。ソフトバンクだって今後金利が上昇した場合など、どうなるかわかりません。買収事業が成長するかもわかりません。リスクを適切にコントロールすることは大切なことです。

ただ、極端な安定志向はやめて、ほんの少しだけでもリスクを負ってチャレンジしてみるという考えを持ってみてはどうでしょうか。新たな勉強をする、転職・起業する、世界を旅して回る、好奇心惹かれるものに思い切って飛び込んでみて欲しいです。結果的に失敗したとしてもチャレンジしたことは財産になります。その経験は安定的に生きているだけでは得られない貴重なものです。

チャレンジする人が増えれは自分だけでなく社会全体も活性化します。新しいモノ、サービス、考え方が次々と生まれてくれば社会に新陳代謝が起こります。そうなれば新たな産業が生まれ国全体も活性化していき、好循環が生まれます。

今の世の中が閉塞していると感じる人は多いのではないでしょうか。一人ひとりがほんの少しの勇気とリスクを負ってチャレンジすることが、今の世の中を一番良くする方法だと僕は信じています。

参考

孫社長のプレゼンはこちらにまとめられています。参考までに。

ログミー:孫正義氏「真のゴールドラッシュはこれから」17兆円の“金の卵”を産んだソフトバンクはどこまで羽ばたくか