苦労して頑張ったら報われるのか③~休職からの復帰と考えの変化~

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*このエントリーは2016年11月25日に投稿した「苦労して頑張ったら報われるのか③」をリライトし再投稿するものです。

前回( 苦労して頑張ったら報われるのか②~そして休職へ~ )からの続きです。

休職してから3ケ月後、産業医と面談を行い復帰の意思を伝えました。

復帰するかどうか迷いました。今復帰してもまた同じ状態になってしまうのではないか。そんな恐怖感がありました。

でも、このまま休んでいては自分がダメになってしまうと思い、意を決して復帰することにしました。

休んでよかった

完璧主義からの脱却

休職から復帰して変わったことがあります。

それまでは完璧主義で少しでも気になることがあると、休日でもずっと考え続けていたり、メールを送る時も細かな言葉尻に神経質なまでに気を使い、いつまでも送信できないことなんかもありました。

一つ行動するだけで、必要以上に消耗していました。

休職してからは、いちいち細かいことを気にしても仕方ないと思えるようになりました。

そう考えると気が楽になり、復帰後は気持ちに余裕をもって仕事をすることができるようになりました。

 

「仕事のために自分が壊れてしまっては意味がない」。

あのまま休職せずに無理をしていたら、それを理解できず本当に潰されていたかもしれません。

無意味な完璧主義から脱却できたのは自分にとって大きな進歩でした。

 

視野が広がった

社会人に入ってから初めての長い休み。それまでは1週間の休みすら取ったことありませんでした。

旅行したり読書をする中で、自分がいかに無意味に会社に囚われていたかを知りました。

会社以外にも世界が広がっていることを、久しぶりに認識できた気がします。

それまでは、新興宗教の信者になっていたようなものでした。

そこからやっと、目を覚ますことができたのです。

考えて見ると、この時のことが会社を辞めるきっかけだったのだと思います。

 


その後

その後も、朝電車に乗る際に過去の出来事がフラッシュバックしてきて、足が動かなくなることもありました。

ただ、そうなった時も無理をするのではなく「仕方ない」とあきらめて、遅れて出社していました。

半年も過ぎると後遺症も少なくなり、普通に業務をこなすことができるようになりました。そして半年後には担当のお客さんを持ち通常業務に完全復帰しました。

その後も特に問題は起きず、退職まで普通に業務をこなすことができました。

 

上司はどうなった?

上司は部下を壊したのが僕で4人目なので、組合や産業医、人事からも総攻撃を受け左遷された….と言いたいところなのですが、課長職は解かれ部下を持たせてはもらえなくなったものの、同じ事業部の別の課に異動し何事もなかったかのように仕事をしています。

そして1年後には、結局課長に復帰しました(もちろん僕とは別の課ですが)。

事実上、ほぼお咎めなしと言ってもいい処分です。

僕もこれ以上被害者を出さないために、課長にさせるべきではないと人事や組合にもいったのですが、どうにもなりませんでした。

理由を聞いても「彼にも子供がいて生活もある」とだけ言われて、濁されるだけ。

この時は本当に、会社に失望しました。

 

苦労したから報われるとは限らない

結論を言うまで長々と書いてしまいました。

3回に分けて書くつもりはなかったのですが、書き始めると思いが溢れて長くなってしまいました。

「苦労して頑張ったら報われるか」

という問いに対しては「苦労するだけでは報われない」と答えたいです。

僕の過去の経験を見てもらえればわかると思いますが、苦労して自分を潰してしまっては意味がありません。

また、他人に苦労を強いてもその人が成長するとは限りません。

努力は必要ですが苦労しても成長しません。

むしろ「苦労したら報われる」という考えは主体性のない考えだと思います。

自分の意思や理想をもって、それを実現するために苦労ではなく努力をすることが大切なのではないでしょうか。

 

「苦労をしていたら誰かが見てくれていて、評価してくれる」

この考えは間違っています。この考えには一切主体性がありません。自分の意思はどこにあるのでしょう。苦労してたら誰かが助けてくれるなんて勝手な思い込みじゃないでしょうか。

苦労ではなく、楽しんで自分で決めた目標に向かい努力しないといけません。目標が無いのであれば探し続けるしかありません。他人の言った通りに行動して苦労してたって、実際は誰も評価なんてしてくれてません。

 

本当に苦しい人は一度休んでみて下さい。人生の中で数カ月休んだって何てことありません。狭い世界のルールにこだわらず広い視野をもって下さい。

そうすれば少し楽に生きられると思います。