苦労して頑張ったら報われるのか②~そして休職へ~

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*このエントリーは2016年11月21日に投稿した「苦労して頑張ったら報われるのか②」をリライトし再投稿するものです。

前回(苦労して頑張ったら報われるのか~僕の生い立ちと鬱で休職まで~)からの続きです。

自分では真面目に頑張っているつもりでした。

ここを乗り越えなくてはいけないと思っていました。

でも、自分の精神は限界に達していました。

そして休職へ

まったく動けなくなる

その日、突然体が動かなくなりました。

前日から風邪気味で身体がだるく朝起きるのも苦痛でした。

それでも「やることが山積みだから今日も頑張らないと」と思いなんとか起き上がり、スーツに着替え朝食を食べ終えてさあ出勤しようと立ち上がろうとした時です。

椅子から立ち上がれません。

どうやっても無理です。体が動きません。

自分でも何だかわからず、気が付けば頭を抱え込んで泣いていました。

妻から出社を止められ、スーツのままベッドに横になりました。

そこから先は夕方まで記憶がありません。どうやら上司には体調が悪いので遅れるとメールを打ってはいたようです(記憶にはありません)。メールを打った後は携帯の電源を切ってしまっていたようでした。

夕方になると同僚の人が家に無事を確かめに来ました。妻に対応してもらい体調が悪いことを伝えてその日は帰ってもらいました。

翌日も朝から電話が来ました。上司ではなくその上の部長からでした。それも妻に対応してもらい暫く休みたい旨を伝えてもらいました。

メンタルクリニックに行くことに

1週間休むと段々と正気を取り戻してきて「このまま休んでしまうと自分が積み上げてきたものが崩れ去ってしまう」という考えが頭に過るようになりました。ただ、会社に行くことを考えると途端に身体が動かなくなります。

「何とかして復帰しよう」という思いと「このまま休みたい」という思いが交錯して眠れなくなりました。

妻からはメンタルクリニックに行くように言われましたが、それも拒否していました。

「精神科に通院歴ができてしまう」ことがそのときは非常に怖かったのです。精神科を受診してしまうと自分の会社での将来、また転職の可能性が無くなってしまうと考えていました。なので受診する決心がつかなかったのです。

でも、一人ではどうすることもできません。朝起きることも苦痛ですし、スーツに着替えようとすると途端に身体が拒否反応を示します。

仕方なく、覚悟を決めてメンタルクリニックを受診することにしました。

休職を受け入れる

初めてのメンタルクリニック。妻にも付き添って来てもらいました。

医師には正直にこれまでの出来事と今の自分の状況を話ました。

担当医の先生も話をよく聞いてくれ、倒れてからは他人に自分の気持ちを正直に話すことができなかったので少し気が楽になりました。

診断は「適応障害」で取り合えず3カ月休職することを勧められました。

その時も「休職したら俺の会社人生も終わりだな」など思ったりしましたが、もうあきらめて休職することにしました。どうやっても会社に行くことはできませんでした。

ずっと連絡を絶っていた部長と会社の産業医に診断結果を伝え、診断書を提出し3カ月の休職に入りました。



久々の長期休暇で気づいたこと

これだけ長い休みは大学生の時以来です。

休職してからはできるだけ会社のことは考えないようにしました。

「みんな働いてるのに」とか最初は思いましたが、以前ほど会社のことは気にしないようになりました。

むしろ一番迷惑をかけているのは結婚したばかりの妻だと気が付きました。
2月に結婚したばかりなのに、4月に僕が異動してからはほとんど一緒に出かけることも出来なくなっていました。

新婚旅行の計画も立てられず、そうしているうちに僕が倒れてしまいました。

僕が迷惑をかけていたのは会社よりも妻でした。休職してやっとそのことに気が付きました。

そこからはもう会社のことは気にせず、沖縄旅行に行ったり本を読んだり、好きに過ごさせてもらいました。

1カ月もすると次第に気力も戻ってきました。

苦労して頑張ったら報われるのか(3)に続く