口下手で人見知りな人間が営業マンとして生きていくための戦略

business

Sponsored Link

何度もこのブログで書いていますが、僕は口下手で人見知りな人間です。

感情表現が得意ではなく、「お前って何考えてるかよく分かんないな」なんて昔からよく言われました。正直、集団行動も苦手であまり友達が多いとは言えない、いかにも陰キャタイプ。

もちろん就職活動では経理や人事などのスタッフ職を希望していました。

しかし、入社して配属の辞令を受け取るとそこには「営業」の二文字が。。

人事主催の内定式でも会社の人ともまともに会話せず、すみっこでチビチビとビールを飲んでいた俺が営業?

「ここの人事は目が腐ってるのか?」

「そんなに俺を辞めさせたいのか?」

辞令を受けた時はそう感じました。

それでも10年やってこれた

案の定、最初の2年間はまったく役立たず。お客さんと関係も作れず社内でも孤立気味。

「このままでは俺やばい。」そう思って営業としてやっていくための戦略を真剣に考えました。

そして何とか、10年以上営業として業務を遂行することができました。

今回は僕と同じような人見知りで口下手で営業の仕事に苦しんでいる人の為に、僕が営業として生き残るために考えた戦略を書いてみたいと思います。

人見知りが営業として生き残るための戦略

自分の強みを考える

まずは何より自分の強みを知ることです。これがわからないと戦略の立案ができません。

「自分には強みなんて無い」そう思う人もいるかもしれません。

ただ断言しますが誰にでもいい所が一つはあります。絶対にあります。

「無い」という人は自分がそう思い込みたいだけです。必ず一つはいい所があります。

「笑顔がかわいい」「やさしい」「話しやすい」「聞き上手」等々。探せば必ずあるはずです。

他人の言葉を思い出してみよう

自分の強みが分からない人は、身近な人から言われる「褒め言葉」を思い出してみましょう。そこにヒントがあります。

思い当たる言葉がない場合、身近な人に聞いてしまってもいいです。「俺のいい所ってどこだと思う?」と。

僕の場合は「笑顔が素敵」ということでした。昔から「笑顔が素敵」とか「笑ったらかわいい」とか、性別問わず言われることが多かったのです。

僕は童顔なこともあり、その言葉を言われるのは正直嫌でした。子供扱いされてるみたいで。

でも自分的に嫌だというわがままは置いておいて、それを自分の強みとして利用することにしました。

強みが活かせる人や会社を見つけて、そこを徹底的に攻める

自分の強みが分かったら、それをどこで活かせるかを考えるのです。

そこで「笑顔が素敵」と言ってくれる人は誰かと考えてみました。答えは「40代~50代の女性」そして意外なんですが「体育会系の男性」でした。

「40代~50代の女性」はお客さんにあまりいなかったので、「体育会系の男性」にターゲットを絞ることにしました。

そこからは「体育会系の男性」を中心に訪問を増やし、商談時もそれまでは担当直入に本題から入っていたのですが、すこし雑談もして親しみやすい雰囲気を作るように心がけました。

僕の経験上での統計ですが、体育会系の男性って豪快な表向きとは裏腹にナイーブな内面を持っている人が多いです。そして意外と自分に自信がない人が多い。また、厳しい上下関係を経験しているせいか上司に怒られることを怖がる人も多いのです。

だから雑談なんかしているとよく弱音が出てきます。それを笑顔で聞いていると結構何でも話してくれるようになりました。

自分で言うのも気持ち悪いですが、僕の笑顔にはそういう人を癒す効果があるみたいです。

そうしていると仲良くなれる人が増えてきて、しだいに受注も増えていきました。

受注が増えてくると自信もついて来るので、そうなれば「自分は人見知り」みたいなことは考えなくなります。

いいスパイラルが生まれてきて、得意なターゲット以外の人にも堂々と話しができるようになりました。

苦手な相手は誰かに任せる

そうは言っても、どうにも上手くいかない相手もいます。

その場合はどうするか?

使えるのであれば上司や同僚を使いましょう。

仕事柄、研究職の人を相手にすることが多かったのですが、研究職の人の中には僕のような文系営業マンを全く信用していない人がいます。そういう人には当然僕の武器であるはずの笑顔も通じず、まったく話も聞いてくれません。

このような人は「文系営業マンはダメ」と思い込んでいるので、どんなに正しいことを説明しても取り合ってくれません。

僕は自分で攻略するのはあきらめて、同期の研究員に一緒に商談に来てもらうことにしました。

その結果、商談はうまく進み受注まで漕ぎつけることができました。話している内容は僕と同じなのですが、そのお客さんにとっては研究員が話すと説得力が違うのでしょう。「誰が話すか」は意外に重要なのです。

すべての人とうまくやれる営業マンはいません。苦手な人の場合は適切な人を連れていくというのも営業として大切なスキルです。自分でなんとかしようと頑張ることも大切ですが、売れる営業マンは人をうまく使っています。

仕事で「人見知りだから」「シャイだから」は通用しない

あたりまえですが、仕事上で「僕は人見知りだから」は言い訳として通用しません。「恥ずかしいから人前でプレゼンしたくない」とか「シャイだから積極的にお客さんと話せない」と言って職務から逃げることはできません。

プライベートは別にしても、職務上では「人見知り」や「シャイ」というキャラクターは封印しなくてはいけません。

人見知りを克服できずに歳だけとってしまった人は悲惨

営業と比較すると内勤の人は若いうちは社内でのルーティン業務が主で、外部との交渉や接待の場に出ることはほとんどありません(あくまで僕のいた会社の場合ですが)。

そうなると入社時に人見知りで口下手でシャイな人は、変わる機会が無いまま年齢を重ねてしまいます。

ただ、役職が高くなるとスタッフと言えど社内での他部署との交渉や、外部との交渉も行わなくてはなりません。人との付き合いも大切になってきます。

そういう事態になった時に、何も話せない人がいます。酷い人になるとアポイントすらまともに取れない人。30過ぎてこうだと、どうにもなりません。

ローテーションで営業にされた時には地獄です。

だから早めに「人見知り」から卒業しよう

だから早めに人見知りから卒業しましょう。職務上だけでいいから。

「人見知り」な性格は役に立ちません。営業としてだけでなく、社会人としてプラスになることはありません。

そうは言っても、おちゃらけキャラになる必要はありません。そういうタイプじゃない人が無理におちゃらけても滑稽に映るだけで逆効果です。

自分の強みを見つけてそれを活かせる相手のところに行きましょう。そして自信がつけば段々と誰を相手にしても臆せずに対応できるようになります。

そういう意味では営業は嫌でも人に会わないといけない職種なので、人見知りの人にとっては最初になるべき職種ではないでしょうか。人事も内定式で部屋の隅でビールを一人で飲んでいる僕を見て、営業配属を決めたのかもしれません(笑)。

人見知りを克服できるとプライベートでも人間関係が広まっていきます。新しい世界が見えてきます。

「自分は人見知りだ」と感じる人は、手遅れになる前にがんばって克服するべきです。