自分を卑下するのをやめて、人生を良くするために行動する「勇気」を持とう

Sponsored Link

「自分を卑下すると必ず不幸になる。」

僕の持論です。

僕自身もそうでしたし、周囲の人を見ててもこれは間違いありません。自分を卑下しながら楽しい人生を送っている人を見たことがありません。

こう言うと「不幸な人生を送っているから自分を卑下しちゃうんじゃないの?因果が逆じゃないの?」と言われることがあります。

しかし、この因果は必ず一方通行です。「自分を卑下する」から「不幸になる」のです。

今回はこの持論と対処法について書いていきます。



不幸とはどういう状態か?

この話をする前に「不幸」とはどのような状態か定義しておきます。

僕は「不幸」とは「人生を自分でコントロールできなくなった状態」であると考えます。

資産・年収、見た目の良さ、体の障害などのステータスは関係ありません。ハンデを持っていても幸せな人生を送る人はたくさんいます。

不幸な人というのは例えば「ブラック企業に勤めて低賃金で長時間労働をしながらも、多額の住宅ローンがあり会社を辞められない人」や「自分の将来の夢や希望が無く、自分で人生が描けず、ただ人の言うことを聞くだけの人生となってしまった人」のことです。

自分の人生を生きられず、他人や会社のコントロール下に置かれてしまう状態が「不幸」です。

 

なぜ自分を卑下すると「不幸」になるのか?

理由①:自信が持てず主体的になれない

悩み

自分を卑下していると、いつまでも自分に対する自信を持つことができません。

自信がないと、新しいチャレンジや今とは違う世界に飛び込むことができなくなります。

結果、やりたいことがあっても自分の意思を押し殺して、主体的に行動できるようになれません。

次第に自分の意思を持つこと自体しなくなり、誰かの言いなりに生きるようになります

理由②:自分を成長させられない

慣れ親しんだ世界で同じことを繰り返していても、自分を成長させることはできません。

今の自分の実力よりも高い目標にチャレンジしていく過程で人は成長します。

自分を卑下する人は、「自分は能力が低いから」などの言い訳をしてチャレンジから逃げます。その結果、自分を成長させることができません。

次第に周囲にも離され、さらに自己嫌悪になる「負のループ」に陥ってしまいます。

③対等な人間関係を構築できない

こうなってしまうと、自分に劣等感が染み付いてしまい、周囲と対等な人間関係を築けなくなります。

心理学者の渋谷昌三さんは著書『「気おくれ」しない7つの習慣』の中でこのように書いています。

劣等感が強いと、それを補償するために優越感を得ようとすることがあります。これを「優越コンプレックス」と呼びます。

(中略)

優越コンプレックスが強い人は、自分の弱点を補うために横柄な態度をとったり、立場の弱い人をどなったりすることがあります。あなた自身がそうでなくても、上司や顧客に当てはまる人がいるのではないでしょうか。

引用:渋谷昌三 『「気おくれ」しない7つの習慣』 P23

いわゆる「マウンティング」と同様ですね。「優越コンプレックス」という言葉は『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』にも書かれています。

こうなってしまうと、人間関係がうまくいきません。こんな人と誰も付き合いたくありませんから。

この本では「優越コンプレックス」への陥り度合いを測るチェックリストも提示されています。人間関係が上手くいかないと感じている人はチェックしてみましょう。

「優越コンプレックス」チェックリスト

  • グループで話す時は、自分が話題の中心になることが多い
  • 相手によって、高飛車に出ることがある
  • よく自慢話をする
  • 感情的になって、どなってしまうことがある
  • 奇抜な服装をすることがある
  • 自分より立場の弱い人に、あれこれ指図することがある
  • 他の人より大きな声で笑う
  • 相手をさえぎって、自分が話をすることがある
  • 相手を無視するように、目をそらすことがある
  • 相手が有名人だとわかると、思わず丁重になる

 

引用:渋谷昌三 『「気おくれ」しない7つの習慣』 P22

当てはまる項目が多い人は「優越コンプレックス」に陥っている可能性が高いです。

 

また、逆のパターンとして、全く自己主張をしなくなる人もいます。人からの評価を恐れるあまりに何も言えなくなる人です。

自己主張しない人は、自分の存在をアピールできないので、「優越コンプレックス」の人同様に周囲と人間関係を構築するのは困難です。誰からも存在を認識してもらえず孤立していきます。

 

このように、自分を卑下していると、周囲との人間関係も築けず、自分の人生も生きることができなくなってしまいます。

自分を卑下し続けると、必ず不幸になってしまうのです。不幸のループにはまると抜け出すのは大変です。

不幸のループ


どうすればいいのか?

では、不幸のループから抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか。

最終的には自分をむやみに卑下する考え方を変えなくてはいけませんが、いきなりこれまでの考え方を変えるのは簡単ではありません。精神論で改善はできないでしょう。

僕自信も20代までは自分を卑下し続けてきました。自分に自信も持てず、不幸のループから抜け出せずにいました。

ですが、今はそこから何とか脱出でき、自分の人生を歩めるようになったと感じています。

では僕は不幸のループから抜け出すために何をしたか?

残念ながら一足飛びで解消できる方法はありません。小さな変化や成功を積み重ねていった結果だと思っています。

古い自分を捨てて、新しい自分を少しずつ積み重ねていくしかありません。

ここからは僕が具体的にやったことを書いていきます。

一つ一つは大したことがありませんが、継続すれば必ず効果が出るはずです。

僕が不幸のループから抜け出すためにやったこと

①ダメな自分を他人に素直に見せる

自分はダメだと考えて一人で暗くなってはいけません。ダメならダメでそれを他人に見せちゃいましょう。

ダメなところにもよりますが、それはあなたのチャームポイントにもなるかもしれません。

つまらないプライドを持って、カッコつけると苦しいだけです。ダメなところを他の人に見せて評価しを受け、それを素直に受け入れることで、自分を向上できるし、周囲からの評価も上げることができるのです。

②自分の性格を否定的に考えない

「自分は気が弱い」「僕は内向的な人間だ」「私は人と話すのが好きじゃない」

こんな風に自分の性格をマイナスに考えるのはやめましょう。

実際、人と話すのなんてみんな面倒です。

気が弱い人や内向的な人ほど成功するという話もあります。また、一見強気に見える人でも、その心の内はわからないものです。

どんなに悩んでも性格は簡単に変わりません。

まずは「自分はそういうものだ」と開き直ってしまうしかありません。

③過去のものを捨てる

自分の身の回りのものには、それに関連する過去の思い出が染み付いています。

嫌な思い出が染み付いたものを持っていると、いつまでもそれに囚われます。

かばん、財布、ノート、アルバム、写真、、。

過去のものは思い出と一緒に捨て、新しいものに買い替えましょう。

④自分の見た目にこだわる

竹内一郎さんの『人は見た目が9割 (新潮新書)』にこう書かれています。

ついついコミュニケーションの「主役」は言葉だと思われがちだが、それは大間違いである。演劇やマンガを主戦場としている私は、人は能力や性格もひっくるめて「見た目が九割」といっても差し支えないのではないかと考えている。

引用:竹内一郎 『人は見た目が9割』

結局、人間の評価のかなりの部分は「見た目」で決まります。

「見た目より中身」などと言う人もいますが、人の中身は外見にも現れます。皺のよったシャツや汚れた靴を履いている人がいい評価を得られるでしょうか?

これは今回挙げた中で一番簡単なことです。

ちょっといい服を着る。清潔感を出す。靴を毎日磨く。姿勢よく歩く。これだけでも、周囲からの評価を上げることができるでしょう。

自分の見た目にこだわって、周囲に「なんか雰囲気変わった?」くらい思わせてみましょう。

それができれば、少しづつ自分に自信を取り戻すことができます。

⑤ネガティブワードを封印する

「俺になんてできるわけない。」

「やっても意味ない。」

自己評価の低い人はすぐにこのような言葉を口にします。

一度このような言葉を封印してみてはどうでしょうか。

「難しいけど、やったらできるかもしれない。」

「面白そうだから、やってみよう。」

言葉を変えるだけで、意識が変わります。

⑥反省しない/失敗は忘れる

失敗やミスをしたら反省すべきなのですが、自分を卑下する人は反省が過剰です。「やっぱり俺はダメな人間だ」などと言って、反省が自己嫌悪に変換されてしまいます。

「誰でもミスはするから仕方ない」くらいに考えて開き直ることも必要です。

落ち込むとミスが連鎖しやすくなります。失敗は笑ってごまかすくらいの気持ちでいいんです。

⑦得意なこと、好きなことを思うままに書き出してみる

誰でも何かしら得意なこと・好きなことはあるはずです。

一度それを書き出してみましょう。

考えてはいけません。思うままに書き出すのです。下らないことでもOKです。

書き出して、目で見れるようになることで自分の長所や好みを再認識することができます。

そうすることで、「自分にもいいところがある」「好きなことがある」と思えるはずです。

⑧それを徹底的に磨く

自分の得意なこと・好きなことがわかれば、それを一度徹底的に磨いてみましょう。

僕の場合はゴルフを1年徹底的にやると決めて、練習に打ち込みました。

その結果、同年代の社員の中では1番の実力になり、お客さんも目をかけてもらったり、上の方からも名前を憶えてもらったりするようになりました。

お客さんを接待に誘うのは苦手でしたが、ゴルフに自信がついてからは積極的に誘えるようになりました。

得意なこと・好きなことを徹底的に磨くことで、自分に自信をつけることができます。

下らないことでもいいんです。何かに打ち込んで周囲で一番になりましょう。


まとめ:結局、本当の自信なんてみんな無い

これらのことを実行することで、自分を卑下しっぱなしだった僕も少しは自信が持てるようになりました。

しかし、今、僕も新たな世界に飛び込もうとしていますが、自信があるかと聞かれれば「ありません」と答えるでしょう。

自信なんてそんなもんです。誰でも常に不安を抱えているものです。自分だけが特別自信がないわけではないのです。

結局、本当の自信なんて誰も持っていません。自分が全知全能の神のように思っている人なんていません。

じゃあ、それでも前に進む人は何を持っているのか?

それは「勇気」ではないでしょうか。

困難な状況でも自分を卑下せず、前に進んでいく人たちは、成功体験を少しづつ積み重ねてきたことで、前に進む「勇気」を身につけています。

上記のような不幸のループから抜け出す対策を行って本当に身に付けられるのは、自信ではありません。自分の人生を良くするために行動する「勇気」です。

岡本太郎さんの言葉に好きな言葉があります。

結果がまずくいこうがかまわない。むしろ、まずくいった方が面白いんだと考えて、自分の運命を賭けていけば、いのちがパッとひらくじゃないか。

何かをつらぬこうとしたら、体当たりする気持ちで、ぶつからなければだめだ。

体当たりする前から、きっとうまくいかないんじゃないかなんて、自分で決めて諦めてしまう。愚かなことだ。本当に生きるということは、自分で自分を崖から突き落とし、自分自身と闘って、運命をきりひらいていくことなんだ。

それなのに、ぶつかる前からきめこんでしまうのは、もうその段階で、自分の存在を失っている証拠じゃないか。

引用: 岡本太郎『自分の中に毒を持て(青春文庫)

小さなことでもいいんです。

記事を読んだ方は自分を卑下ばかりするのはやめて、今日から何かを始めましょう。前に進む勇気を獲得するために。