自分には「強み」なんて無いと思っている人へ

Photo by Noorulabdeen Ahmad on Unsplash

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「あなたの強みはなんですか?」

こう聞かれてすぐに答えられますか?

僕の勝手な想像なのですが、このブログを読んでくれている方は「どこか自分に自信がなく、優柔不断で決断をしきれない人」が多いんじゃないかなと思ってます(「そんなことない!」という人がいたらすいません!)。

僕もそんな人間でした。

自信がない人というのは、自分の強みが明確に認識できていない人ではないでしょうか。

今回はそのような「強み」をどうしたら見つけられるのか考えてみました。

決して「強みが見つかる簡単な方法」では無いのであしからず。




 

自分の強みを見つける方法

「強み」は他者との関係性の中で成り立つ

「強み」というものは、独立して存在するものではありません。必ず他者との関係性の中で存在するものです。

「他者」には二つの意味があります。

一つは自分の強みを比較する対象としての「他者」。簡単にいうと「競争相手」です。

自分は「英語が得意」と言っても、周囲が全員アメリカ人だったら強みにはなり得ません。競合する相手との比較でしか「強み」を決めることはできません。

 

もう一つは(強みによって)恩恵を受ける対象としての「他者」。自分が強みだと思っていても、その強みを発揮する対象の「他者」にとって意味のあるものでなければなりません。

例えば就職面接で「強み」を聞かれたときに「僕は足の速さでは誰にも負けません」と言っても評価されないでしょう。相手にとってその強みは意味がないからです。

ちょっと極端な例になりましたが、「強み」というのは「他者との比較」「他者からの評価」でしか設定できません。

 

積極的にフィードバックをもらう

そのため、他者からのフィードバックや自分への評価を恐れてはいけません。

積極的に他者からの評価を受け、受け流すのではなく、しっかりと受け止めましょう。

僕もそうでしたが、「強みが見つからない」「自分にはいいところなんてない」と思っている人に限って、他者からの評価をさけて自分の殻に閉じこもってしまっている人が多いように思います。

最初に書いたように「強み」は「他者との関係性」の中にあります。

「強み」を発見するためには他者からの評価を避けて通ることはできません。

 

コンプレックスに向き合う

「強み」のヒントはコンプレックスの中にあることも多いのです。

前回の記事(今だから話せる、僕の情けない就職活動の話~完結編~)で、僕は最終面接で「笑顔がいいね~」と言われて内定をもらった話を書きました。

実はそれまでにも「笑顔がかわいい」「個性的」と言われることはあったのですが、むしろそれは僕の中ではコンプレックスでした。

どこか「子供っぽい」「迫力がない」と言われているように感じていたからです。

面接で評価されてからも、笑顔が自分の強みなんて恥ずかしくて言えませんでした。

でも、就職して数年のうちにお客さんや社内の人から「masapiro君は笑顔がいいね」「話をきちんと聞いてくれそう」と言われることが多くなりました。そのような評価を得てようやく「笑顔は自分の強みなんだ」と認識することができました(言っててちょっと恥ずかしいですけどね、、)。

 

コンプレックスを感じるのは、他者との違いがあるからです。みんなと同じところにコンプレックスは感じないですよね。

だからコンプレックスの中にこそ「強み」が眠っている可能性があるのです。僕はそれを関わった人たちに教えてもらいました。

コンプレックスを直そうとするばかりでなく、どうすれば生かせるか、どこに行けば生かせるかを考えることも大切です。

 

アピールをしてみる

自分の強みがぼんやりでもわかってきたなら、それを積極的にアピールしてみましょう。

僕も「自分の武器は笑顔かもしれない」と感じるようになってからは、積極的に(もちろん自然な範囲で)笑顔を出すようにしました。

それまでは自分の笑い顔をコンプレックスと感じていたので、笑いたくてもクールを装って仏頂面しがちだったのですが、それをやめました。

そうすることで、周囲のいい評価を集められ、自分の笑顔に自信を持つことができました。

 

「あんまりアピールしたら、あざとく感じられちゃうんじゃないか」そう思う人もいるでしょう。

確かに不自然で度を越したアピールは逆効果になる可能性があります。

しかし「自分の強みが見つからなくて悩む」ような人は、大概において「アピール不足」です。アピールがないので周囲の人は、あなたがどんな人間なのか全く理解できていないでしょう。そのような人が多少アピールを頑張ったところで、やりすぎになることはありません。

アピールしないから他者からの評価やフィードバックが得られず、一人で悩んでしまうのです。

少しづつでもいいのでアピールをして、他者に自分の強み(もちろん弱みも)を認知させることができれば、自分の評価も、自分への自信も深めることができます。




 

まとめ:自分の「強み」は見つけてもらおう

自分の「強み」を考えるとき、自分一人での自己分析に頼ったり、スキルや資格・学歴などの目に見える部分だけを捉えてしまったりしがちです。

書いてきたように、「強み」というのは他者との関係性の上に成り立つものです。絶対的な強みというものは存在しません。

僕がまさにそうでしたが、「強み」がわからないという人は他者との比較を恐れて、自分一人の世界に閉じこもってしまっているのではないでしょうか。

「他人は他人、自分は自分」と言う人がよくいます。

「他人の意見に流されてはいけない」という意見は理解できますが、自分という存在は必ず他者との関係性の中に存在します(ちょっと哲学的になってきてしまったな、、)。人間は完全に一人では生きていけません。

他者からの評価を恐れるが故に、その評価から逃げたいが故に、この言葉を使うのは間違いです。

他者と関わり、比較されて、評価を得る。その過程で自分の強みが「見つかる」のです。

すなわち他者から見つけてもらうのです。

 

最近は自分の強みを見つけられると銘打ったサービスや心理テストのようなものも登場しています。

そのようなものが不要とは言いませんが、まずは身近な人との関係性をきちんと持って、その人たちからのフィードバックを聞くことが「自分の強み」を見つける近道ではないでしょうか。

そうすると意外な強みが発見できたり、自分の強みを生かせる場所や、必要としてくれる相手が思ったよりいることを発見できるかもしれません。誰でも必ず、一つは強みを持っています。

他者との関係性を恐れず、積極的に人間関係を築いていくことが、自分を発見するためには大切なことではないでしょうか。